該当の地域の先生方に訪問では、お伝えできなかったことを不定期で連絡をします。ぜひ時代を読み、授業力(学力)の向上を目指して下さい。
1 新しい自分
新しい教育の方向性に目を向けず、同じ授業をし、同じ評価をしている現状を全国で見てきた。新しいものへの反応が鈍かったり、新しいものに対する拒否反応があるからではないだろうか。新しい教育の方向性が打ち出されたら、教員自身が自らの指導の在り方を変えなければならない。
社会は大きく変化している。企業は変わっていかないと生き残れない(一般企業関係者)と言われている。授業も同じだ。変化に対応して過去の指導方法を変えることが必要である。「強い者、賢い者が生きるのではない。
変化出来るものが生き残るのだ。」進化論で有名なダーウィンの名言である。これは教育現場にも当てはまる。
●講義型授業を止め、多弁も慎む
①いつのまにか教師主導(教え込み、教師の主体性)*子どもの主体的な学びを引き出す教師のかかわりだ!。
「授業進度が遅れないようにしなくてはならない・・・。」「細かく全部教えてあげなけれはならない・・・。」
「生徒は板書も写すし,講義型の授業の方が手っ取り早い・・・。」
②いつのまにか一問一答(学び合いのイメージがわかない、これが当たり前という思い込み)→教師の多弁
「学び合いってどんなの?・・・。」・「子どもは思いや考えを話すのが苦手だ・・・。」・「学年が上がるとしゃべってくれない・・・。」
2 授業改善3視点
昨年の高知県の全国学力・学習状況調査結果の概要から、①めあて・学習課題の提示では、 10ポイントの開き②学び合いの場の設定は、約 30 ポイントの開き③振り返りでは、学校と子供の約 24ポイントの開き④思考の高まりでは、約 15 ポイントの開きがあることが判明した。学校質問紙と子供の意識の間に差が見られる。そこで授業改善を教師と子供が一体となり推進する必要があると考え、「①見通し(課題の工夫)②子供の主体的な学び合い③振り返る活動」を授業の3視点としたい。なお、全国も同じ状況がありこの3視点の改善に努めている。
4 相互授業参観指導案様式(ワンペーパー指導案) 日時、場所、対象学級、指導者
1 本時の構想
(1)ねらい(あいまいな目標とせず、行動目標を書く。)
・~~~~~~~~(見通し(課題設定)―働きかけ1)
・~~~~~~~~(学び合い(言語活動)―働きかけ2)
・~~~~~~~~(振り返り―働きかけ3)
・~~~~~~~~(教科目標)
(2)展開
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