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  • 執筆者の写真西留安雄

授業備品 NO.212(2023.2.1)黒船(教育)が来た

更新日:2023年8月29日

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 日本にインターナショナルスクールが次々と開校しているようだ。公教育に満足できない保護者が希望していると思われる。変わらない日本の教育にビジネスチャンスがあるとみての開校ラッシュだ。教育の黒船が来た。


インターナショナルスクールが全国に70校を超えた

 特徴的なことは、欧米だけでなく、アジア系(インド・ネパール)、企業、学校法人が日本にインターナショナルスクールを開校していることだ。場所は関東圏が目立つ。


①英国のパブリックスクール3校が日本に進出

〇ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(2022年8月開校・岩手県安比高原)

 日本初のパブリックスクールの系列校。英国式カリキュラムをとる。世界12か国からきているようだ。英語を中心として授業。「学び方のプロセスを重視し子供の創造性や個性を伸ばす」ことが学校の方針。

〇ラグビースクール・ジャパン(2023年秋開校・千葉県柏市)

 スポーツのラグビーの発祥の地からの進出だ。まだ詳細は分からないが、英国の特徴である全寮制や、通学となる。東京に近く、入学希望者が多いことを見越しての設置と思われる。

〇マルバーン・カレッジ東京校(2023年9月開校・東京都小平市)

 国際バカロニアの趣旨を採用するようだ。驚くのは、幼稚園年長から高校3年生まで950人を受け入れる。人数の多さに驚く。


②その他

〇グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール4校(2006年開校・インド人学校・未就園児~高校3年生・日本人の生徒が60%)。ITと数学に強いことを前面に出している。英語で授業を進める。英国式の教育プログラムを取り入れている。

〇ワンワールド(シンガポール・2022年秋開校・大阪や東京に開校)

 日本人を取り込むことが主なようだ。5年後には、グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール4校とワンワールドで生徒数が5000人。

〇エベレスト・インターーナショナル・スクール・ジャパン

 ネパール政府公認のカリキュラムを使う。未就学から高校3年生まで400人在籍。英国式カリキュラム。教育の質の高さを公言している。

〇沖縄アミークスインターナショナル(沖縄県うるま市)幼少中一貫教育

 アミークスでのイマージョン教育の目的は、各教科の知識習得や異文化への理解とともに、母語と第2外国語の2種類の言語を発達させることだ。学校では、英語と日本語、どちらの言語も文化も平等に位置づけられている。子供たちが異文化交流を楽しみながら、文化的な違いよりも共通点を見つけられる国際感覚を育んでいる。

〇ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン(全寮制高校)

70を超える国や地域から集まる200人の若者が、英語で議論を戦わせながらダイバーシティー(多様性)やリーダーシップを肌で学ぶ。日本人生徒の中には、あえて中高一貫の進学校をやめて来る人も珍しくない。ミッション(教育理念)は「変革を起こせるチェンジメーカーを育てる。

〇神石インターナショナルスクール(全寮制小学校・広島県神石高原町) 日本を含めたアジアでは全寮制の小学校はまだ少ない。欧米の名門校から多くのインスピレーショ

ンを得ていて日英バイリンガル教育を実施している。


公教育の進むべき道と合致

 インターナショナルスクールを希望する保護者は、日本の画一的な教育では、グローバルな人材は育たないとの考えがあるようだ。これまで150年続いてきた日本の教育制度が問われていると思う。ものの考え方を根底から考えていく時期にきていると思う。学習指導要領を徹底することが私たちに課せられている。


*朝日新聞1/22 GLOBEを参照

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