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4 問題解決的な学習(第1章第3の1(1))
(1) 第1の3の (1) から (3) までに示すことが偏りなく実現されるよう,単元や題材など内容や時間のまとまりを見通しながら,児童の主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと。児童が各教科等の特質に応じた見方・考え方を働かせながら,知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成したり,問題を見いだして解決策を考えたり,思いや考えを基に創造したりすることに向かう過程を重視した学習の充実を図ること。 |
このように問題解決的な学習の法的な定義がある。小学校では、問題解決的な学習の段階を踏まえて丁寧に行っている。これが学習スタンダードに大きな基本だ。中学生になると、自分たちで学ぼうとする意識が強まるのでそれに対応した学習過程の段階がある。だからこそ教師が学びの中心にいる、しゃべりすぎることを戒めなくてはならない。中学生を大人とみて任せるところは任せる、そんな授業者であって欲しい。中学生が活躍する授業は、教師を頼らない。生徒が活躍している問題解決的な授業の段階をご紹介する。なお、問題解決的な学習の段階は、生徒ではなく教師自身の習熟に応じて段階的に進めればよい。大きな塊型の問題解決学習から挑戦。

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