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「いつも実行委員が中心になり動いていますが、今回は班長、道徳係もファシリテーターの役割をします。これまで班長やリーダーと、動き方の打ち合わせをしてきました。通常は実行委員が中心となりやっていることを班長や道徳係も行うように計画しました。実行委員が見本を示し、班長が実際授業の中でも動ける練習をしました。だから班長も自分毎のように伝えられるようになっています。道徳委員だけでなく実行委員も班長も動く力をつけています。」、これは生徒の歓迎の言葉だ。ここにそれぞれの役割を見出すことが出来る。
生徒が創る授業は、問題解決的な学習(授業スタンダード)が出来ていることが必須の条件である。生徒が授業を創るためには、課題設定から班学習やまとめ、振り返り等の学習方法をマスターしておかなければならない。
1 実行委員会
各学級から選出された、授業づくり実行委員が学年にいる。学年実行委員の中から選出された実行委員長。さらに学年を超え、校内全体実行委員会があり、実行委員長もいる。
学年実行員会は、研究授業の開催の時は、学級を超えた会合を数回持ち、学年全体の公開授業に備える。学校全体会では、授業改善の進み具合等を確認する。
これらは、これまでの教師の校内研究組織と似ている。特徴的のことは生徒の中に授業改善組織があることは画期的なことだ。特別活動の委員会活動と似ている。また、部活動と同様、各教科が部活動のような組織ともいえる。中1の学年実行員が書いた授業紹介ポスターが参考になる。
2 教科リーダー(ファシリテーター)
2名の教科係がいる。授業の進行、板書役、ヒント出しを担う。必要に応じて、「教科スペシャリスト」を登場させる。授業前の教師との打ち合わせが重要となる。予習で「キーワード」
3 班長(ファシリテーター)
班の進行役。全員参加を心がける。必ず、大ホワイトボードを使用する。
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