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授業備品 NO.274(2025.4.29)「アナログ学習とデジタル化の両立」

  • 執筆者の写真: 西留安雄
    西留安雄
  • 4月29日
  • 読了時間: 1分

PDF版(クリックで表示されます。)


 本年もスタートした。4月の研究会でどの会場でも話した内容。教育現場でデジタル化が、ここ数年一気に進んだ。好意的な反面、課題も見えてきた。私たち大人は、漢字を覚えるにも何度も書き順をノートに書き覚えた。だが、デジタル化ではそうはいかない。体ではなく、画面で覚えるので忘れやすい面がある。また、端末で簡単に獲得した情報を書き写し、「調べた」と勘違いする子どもや教師が少なくないことに驚かせられる。「調べ学習」は、たくさんの本や資料を読み込み、取捨選択し答えにたどり着く。ここに「考える」ことが生まれる。デジタル化の波は止められないのでその特性を生かし「考える」時間を確保するとよい。

 鉛筆や紙を使うアナログ学習の良さとデジタルの使い道を両立する必要がある。今回は、学習の基本である

 「書く、話す、聞く、対話をする、司会をする」に再度、焦点をあて、子ども誰もが身に付ける(つけざるをえない)ような、授業を紹介する。


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