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  • 執筆者の写真西留安雄

授業備品 NO.206(2022.12.2)ICTの活用その1

更新日:2023年8月29日

PDF版(クリックで表示されます。)


 全国的に子供たち全員にタブレットが配布されてきた。大学生へは早かったが義務教育学校や高等学校は遅れた。

 そのためか、使用方法が固まらず休眠状態の学校がある。タブレット端末をはじめとする ICT は、授業を根本から変える要素がある。教師から教わるのではなく、主体的に学んでいく時代に入っていると思う。教科書も全部タブレットに入り学ぶことが予想される。今後どのように展開していくかは予想もつかない。その根底を支えるのは「主体的に学ぶ方法」を指導しているかどうかだ。私たちが行ってきた「学習スタンダードを活用した学び」がそれにあたる。

全国で行われているICTを活用した授業の事例を数回にわたり紹介していく。

高知授業づくり研究会自主研修会(R,4.11.12 高知県越知町越知小中学校)資料を参考にしていただきたい。


1 1年算数 「12-3のけいさん」→1年生が自分たちで写真を撮りロイロノートで共有

「越知小学校 竹内 満校長執筆」

① 自分の考えを図や式、言葉を使って各自ミニホワイトボードに書く。

② グループになり、大ホワイトボードに各自のミニホワイトボードを貼り、同じところ違うところを見つけたり、質問をし合ったりする。

各グループの大ホワイトボードを写真にとりロイロノートで共有する。その情報をもとに、児童が本時の課題にせまっていく。児童は、共有したロイロノートの違いから、今日のねらいである加減法と減々法2種類の計算の方法に気づいていく。

④ 全体学習から、本時の課題についてまとめていく。


2 6年国語「町の幸福論―コミュニティーデザインを考える」→ タブレット活用でワールドカフェ出張版

①自力解決

・2つのグループのプレゼンテ―ションの動画から、気づいたことや改善点について考えノートに整理する。

・気づいたことや改善したらよいところを短冊付箋に書く。

②グループ学習

・各自のそれぞれの短冊を基に各グループで大ホワイトボードに出し合い、共通点や相違点を基にグループで考察する。→班のWBを写真に撮り、ロイロノートにアップする

③ワールドカフェ出張版→タブレット端末を見せながら全員が説明し合い、意見の交流をする。

④再度、自分のグループに戻り共有した内容を伝え合い「より聞き手に伝わりやすいプレゼンテーションにするための工夫」について考察し、自分たちのプレゼンテ―ションを修正・訂正する。

⑤全体共有→自分たちの修正について全体で共有する。


3 6年算数「データの調べ方」→自力解決、振り返りにチャットを活用

 複数のデータを基に大縄跳びの優秀チームを予想する。ロイロノートにこれまでのデータを蓄積、そこから根拠として活用するデータを選び、相手を納得させる説明をし合う。

①自力解決→自由にチャットに書き込むことで分からない言葉などを友達に聞く。

②根拠資料は手元タブレット、それを示し自分の考えはホワイトボードに書く。

③家庭待機や別室登校の児童もそれぞれの場所からチャットに参加している。



 ICTの効果的な活用は、これからどんどん進んでくるだろう。個別最適な学びはもちろんであるが、協働的な学びに効果的に取り入れることで、より児童のアウトプットの場面が保障される。そのことは、学びを分かりやすくすることはもちろん、手元で自他の考えを容易に比較できることから、一部の児童と教員だけで進みがちだった学びが、全ての児童が参画できる授業へのアプローチの一つになっていくだろう。

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