授業備品 NO.301(2026.4.1)生徒自身が担う学力向上対策
- 西留安雄

- 9 時間前
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全国を歩き、学力が向上している学校は、同じ特徴がある。
①普段の授業が子ども主体的
②学力向上策が子ども主体のスタンダード授業と連動している。
多忙感に追われている教師は、全国学テ、県版学テ等に向かえない。間もなく4月の本番を迎える。教師ではなく、子どもが組織立て行っているから学力が向上している。
1 これまでの学力向上策の課題
①教師中心の学力向上策である
②時期が来るから対策をするという組織風土
③名人芸のような教師が該当学年を担えば、学力が向上するという誤った考え
④全国学テや県版学テは、日時は決まっているが日々の生徒指導やカリキュラムに追われゆとりがない
⑤学力向上対策より生徒指導が重要という従来の学校風土
2 子どもが担う学力向上対策
学校は、「子どもたち同士で分からないことを聞き合う場」である。授業もそれと連動し、「子どもが創る授業」である。教師から一方的に話をする授業であってはならない。学力向上対策も同じで、教師だけでなく、子どもたちが協働で行うという仕組みが必要だ。 日々の授業だけでは学力は身に付かない。「子ども学力向上アップ委員会」といった内容のような組織を学校に置くとよい。私たちが子どもの頃、仲間で「勉強会」をしたような組織を校内全体で組織化を図ると。N中学校の実践が参考になる。
3 子どもカリキュラム・マネジメントと補習会

「生徒」を主語にした学校づくりのために、教師と同じようなマネジメント(運営組織)を行っている。Nチームは、生徒会。Gチームは、授業研究会や補習会の企画・運営。Sチームは、総合的な活動。Wチームは、行事の企画・司会・要綱作成。このマネジメント・カリキュラムが学校を大きく支えている。学校は教師だけで運営するのではなく、子ども達が運のパワーアップを営してこそ、学校力・学力が向上するのは確かだ。これまでの学校長だけが作成するグランドデザインや、教務を中心に作成するカリキュラム・マネジメントも一考したい。

特徴的なことは、学力のパワーアップを子ども達自身で行っていることだ。前の結果と比較してどれだけパワーアップしたかを掲示物をつくり学力向上を促している。
4 教科リーダーを中心とする学力向上部会
教科リーダーは単なる一教科の司会・進行をするだけではない。各教科の教科係・班長・教科リーダーの3者で構成している。教科リーダーが教科係に呼びかけ授業研究会を行い、学習スタンダードの作成も行っている。右記の写真は、生徒が研究会に参加した教師に向説明をしている場面だ。生徒は「教育用語」を使わない。教師の説明より分かりやすい。

5 G会(学力向上対策チーム)の具体的な動き
①補習会の企画・や反省会 テーマ「平均点を上げよう」

② テストの結果(掲示板に結果を貼り出す見える化)と授業評価会

③ パワーアップ会の掲示物

④ 補習会と来校者に授業の感想を聞く

一過性の基礎基本向上の学力対策から生徒が補習プリントの作成、聞き合い会等の開催が「当たり前」と思う。




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