授業備品 NO.306(2026.5.2)2030型セルフラーニング(教えない学習スタンダードⅡ)の開始
- 西留安雄

- 3 時間前
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現行学習指導要領「主体的・対話的で深い学び(方)」と次期学習指導要領「個別最適で協働的な学び(方)」の共通点は、「学び(方)」である。この2つの学習指導要領は違うものではなく、連続性があると思う。全教科領域で子どもの「学び(方)」を身に付けさせる必要がある。
それを形にしたのが「2030型セルフラーニング」だ。全国の学校をまわり貴重な資料を整えたテキストである。特に椿小、御津中、長沢中、木津中、越知小、三原小中には感謝したい。全国でこの資料をもとに子どもの「学び(方)」の育成を図っていただきたいと願う。
現在(2026.4)の時点で具体的に使えるものをご用意した。今後、個別最適で協働的な学び方の方法が開発されると思う。私は、「選択」と「子どもが主語」と言う言葉がキーワードになると考える。
このテキストは、教師用に授業備品で書いたことを集約したもので子ども用には書いていない。子どもが「主語」の授業であれば、子ども用があってもよいはずだ。私たちは、そのことを気付かず教師だけで授業の仕組みを決めてきた。この改革が最初に行わなければならないと思う。
さて、「2030型セルフラーニング」のテキストの開始。永年、取り組まれてきた方は、一部の授業改革で済むと思う。理解もできるだろう。だが、始めて取り組む教師には難しいと思われる。そこで、まず、学習スタンダードで作成したテキストの年度に注目し、理解できるところから始めていただきたい。約20年の歴史をもつ学習スタンダードだからだ。
0 ~2008版 プロフェシャルティチャーズノート~(東村山大岱小) 1 2019版学習過程スタンダード38 *学び方の詳細段階38 2 2021進化型smile授業スタンダード32 *見通し、振り返りの学びの段階を追加 3 2024未来リレー型学習スタンダード*自力解決から振り返りまでの解決活動の自由化 4 2026 2030型用セルフラーニンブ*学習課題選択、学び方の選択、異学年の学び、学習評価会 |
1 取り組む年度の違い
2021進化型smile授業スタンダード32と2024未来リレー型学習スタンダードは、「西留安雄の授業実践」から取り出し、まずは学習段階を教師も子どもも身に付けていただきたい。これまで取り組んでいた学校は、2026.4からの「セルフラーニング」に取り組まれるとよい。なお、学習スタンダードは形式的であるという誤解があるので、今回から「2030型セルフラーニング」に名称を変えてみた。
2 「セルフラーニング」の内容
1章 授業の実際
2章 「主体的」とは、(再度、問う)
3章 学習スタンダードの原点(備品275)
4章 セルフ授業(子ども全員活躍型)とは
5章 2030型セルフラーニングの開始
6章 子ども研究会・教師の校内研修会
7章 セルフラーニング学習活動案
8章 研究冊子は、子どもと教師の合作
9章 子ども学力向上プロジェクト等で構成している。
1章から4章までは、学習スタンダードを基にしてきた基本的な学びの理由を述べている。5章から9章は、これから取り組む内容となるので、ここから学ばれるとよい。
3 「主体的な学び」には学習リーダーが必要
全国の多くの授業を見た。その中で「主体的」について考えさせられた。教師が授業の先導をする(よくしゃべる)と教科書の内容はこなせるが、子どもたちは受け身になり一過性の知識しか身に付かない。
そこで「対話的な学び」「協働的な学び」が出てきたと思われる。それを行うのは、子どもたち各々ととらえるだろう。各々では具体的な動きは出来ない。そこで私たちは、「学習リーダー」が進行する授業を行ってきた。部活動のキャプテンに置き換えられる。学習リーダーがいる、いないは授業の高みにも影響する。第4章に「学習リーダー」については記述してあるので熟読していただきたい。
授業改革は、管理職の「熱意」にかかっている。まずは、管理職が先に熟読して取り組まれるとよい。




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