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授業備品 NO.319(2026.9.25) 学習指導要領に沿う授業と校内研究

執筆者の写真: 西留安雄
西留安雄
2 日前
読了時間: 3分

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 ある学校の授業を見た。正直、昭和や平成時代の授業。子どもたちの様子を見ると、手がかからない子ばかり。だが、教師が誘導する授業に慣れているため、子どもの主体的な動きはない。「子どもの主体性・対話を重んじる授業にすれば、大きく伸びる」と感じた。学校には、新たな指導方法を説明した。なお、教師主体の授業を、現行の学習指導要領「主体的・対話的・深い学び」の3点をY字チャートで無理やり分析する研究会には、複雑な思いがした。


1 子どもが主体的に動く授業

 初めて出会う授業は、相変わらず教師主体の授業。生徒指導は細かく決めるが、全教科の統一した指導方法はなし。各教師任せ。指導法を校内で揃えることが「面倒」とも聞く。また、各教科の「専門性」まで出してくる教師もいる。

 子どもが主体的に動く授業とは、子ども達自身が主体的に動き、仲間とひざと膝を突き合わせて対話しながら学んでいくことだ。従来型の教師が指示、誘導する授業ではない。子どもが授業を進め、教師は、目立たずフアシリテータに徹する。そうすると解説型一斉授業、挙手指名発表等の授業はなくなると思う。


2 一単位時間の授業が統一された指導方法の確立

 各教科の「ねらいや教科の特性」を引き出すには、統一した授業の流れが重要だ。学習のスタンダードだ。県によっては、「ベーシック」と名付けているところもある。、そこでは全教師が統一した学習過程を行っている。この学習過程は、次々と進化をしていくが、基本形態は変わらない。全教師がその方法を学び、地道に覚えていく。子どもたちも問題提示から振り返りまで統一した学習過程を覚え、主体的に授業を運営していくようになる。

①問題解決的な学習方法の確立(子どもも教師も学ぶ)

②各教科の問題解決的な学習方法の習得

③全教科、板書方法の共同化を図る

④1ページに簡略された学習指導案(学習進行表)とする

⑤学習リーダーが進める授業(当番から専科性へ)

⑥学習進行台本の作成(初期のみ)

⑦学習内容が理解できない子への対応(3人班で相談)

⑧学習内容が理解できる子は助言者となる

⑨全教科、準備から片付けまで子ども達が行う

➉「○○学習スタンダード」を作成する


3 研究協議会を変える

 新たな訪問校に行き考えさせられるのは、校内研究の協議会方法が従来型から変化していないことに驚く。明らかに教師主体で教師の多弁で授業を仕切る、板書でこまかく説明する。また、他の教師の授業には口を出さない。こうした授業が多い中で校内研究協議会を無理やり、現行の学習指導要領(子どもが主体的・対話的・深い学び)の評価へもっていく。そこには結論のない当たり障りのない改善策が並ぶ。本物の研究会ではない。教師同士だけで行うとこうなることに気付いて欲しい。

 学習指導要領にもあるように授業評価は、子どもの「自己評価・相互評価」が中心となる。子ども自身で課題追究が出来たかどうかを問いている。このあたりが校内研究の中心となる。

①教師ではなく、子ども達が進める校内研究(班長会、学習リーダー会)

②子どもが公開授業に参加と評価を行う

③子どもが作成する学習指導案(授業進行表)

④全教科で行う校内研究と複数回の公開授業⑤子ども研究協議会


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