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授業備品 NO.290(2025.9.7)研究冊子は、子どもと教師の合作

  • 執筆者の写真: 西留安雄
    西留安雄
  • 10月7日
  • 読了時間: 2分

PDF版(クリックで表示されます。)


 当たり前なことがまた一つ。研究冊子は子どもと教師の合作だ。これまで教師だけで研究冊子を作成するのが当たり前なこととされてきた。しかし、私たちは、「主体的で対話的で深い学び合いの授業」「個別最適な学習活動」「協働的な学習活動」を目指してきた。この趣旨の向かう一つの策は、「子どもと教師の合作な研究冊子」であった。子どもたちが仲間で相談して作成する。教師も参加する。やっと当たり前に戻ってきたようだ。

 作成する時には、良いものを作成しようと思い過ぎないことだ。研究で出た事実を紙面に起こせばよいと思う。製作している学校は、子どもと教師の作成部分を分けている。研究は子ども達が委員会活動として年間、活動をして行うことがカギとなる。作成物は、全生徒と教師にデータとして渡し、更に進化する授業を目指しているようだ。子どもが学校を成長し続ける責任を果たしているようにも思える。


~ぶらぶらタイムの時間が出来る前は、分からなくて面白くないと思うことが多くありました。今では、難しい問題だからこそ友達とたくさんの考えをもつことが出来て楽しいです。勉強に対しての向き合い方も変わってきました。ですが、図形の記号を使った問題や歴史上の人物名などは、生徒同士だけで考えても分かりません。そんな時の先生からの補足説明があります。これがあるから、正しい学び方でより興味を持って学習できるんだと、このブラブラタイムという時間から勉強の楽しさを実感しました。~

(冊子の紙面の長沢中学校Nさんの文)


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(実物は、横須賀市長沢中学校の藤井教諭へ)

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